学校紹介

 本校は、余市町の南東に位置し、明治38年9月1日、大川尋常小学校分教場として開校、その間、1332名の卒業生を送り出し、今年で114年目を迎える歴史と伝統のある学校です。 

 校門のすぐ左手にある由緒ある大松(みかげの松)が大切に植えられています。沿革誌には、『大正4年5月大正天皇即位記念木として、赤松1本移植』とあり、109年もの長きにわたり学校・地域のシンボルとして子どもたちを見守ってきています。

 校舎は、平成6年に建て替えられ、三つの教室はオープンスペースで、教室の前が多目的ホールとなっており、全校給食・集会活動・児童会活動など学級や全校の活動の場として毎日大いに活用しています。

 児童数は現在16名と少ないのですが、明るく素直で礼儀正しく、伸び伸びと学校生活を送り、自ら学ぶ力をつけるために学習指導はもとより、集会活動等を通して積極性や表現力等の向上を目指しています。

   特徴的な取組としては、田植え稲刈などのふるさと学習、手話、認知症講座などの福祉の勉強、ダンス、一輪車、縄跳びなどの体力づくり、全校見学旅行など楽しくためになる行事や授業がたくさんあります。

 本校では、学区外からの児童もいます。毎月15日には「登の日」として学校の開放公開を行っております。集団になじめない、学校に登校しずらいなど悩みのある方は相談、見学をお待ちしております。

PTAも協力的で「おやじの会」の活動も活発で、他では経験できない取組をしています。【おやじの会をご覧ください】


  【 校章の由来 】

  登小学校は山間の雪の多い地帯にあることから、学校の象徴とも言える

 大松の枝と葉で雪の結晶を模して、自然の中で逞しく成長していく登小の

 子供たちの姿を表している。

  また、中心には、主要産物であるリンゴの花弁を配して、春を待つ人々

 の心と、学校、子ども、そして地域の隆運、発展を願う気持ちを表現した

 ものである。 (昭和10年9月1日 制定)